はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし

精選版 日本国語大辞典 の解説

はじめ【始・初】 は 処女(しょじょ)の如(ごと)く後(のち)は脱兎(だっと)の如し

  1. ( 「孫子九地」に「始如処女、敵人開戸、後如脱兎、敵不拒」とあるのによる ) はじめは弱々しく見せかけて欺き、のちには見ちがえるような強い力を示す。〔譬喩尽(1786)〕

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