最新 地学事典 「ハマスレー層群」の解説
ハマスレーそうぐん
ハマスレー層群
Hamersley Group
オーストラリア西部,マウントブルース超層群の中部層にあたる,26〜24.5億年前の世界最大の鉄鉱層を含む堆積層。層厚2,500mで,60,000km2にひろがり,フォーテスキュー層群に整合的に重なる。下位からMarra Mamba鉄鉱層(26億年前:230m),Wittenoom層(最大700m),Mt. Sylvia層(30m),Mount McRae頁岩層(50m),Brockman鉄鉱層(620m),Weeli Wolli層(600m),Woongarra 流紋岩層(24.5億年前:800m),Bookgeeda縞状鉄鉱層(最大450m)からなる。上位に浅海から陸成層のTuree Creek層群が重なり,大酸化事変が起こる。Brockman鉄鉱層は世界最大の鉄鉱層であり,褶曲軸部に鉄鉱鉱山(マウントトムプライスやマウントニューマン)が発達する。
執筆者:清川 昌一
参照項目:先カンブリア紀・ハマスレー層群の層序
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

