パドルテニス(その他表記)paddle tennis

翻訳|paddle tennis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パドルテニス」の意味・わかりやすい解説

パドルテニス
paddle tennis

テニスから派生した球技。テニスコートの約半分のスペースで行なうミニテニス。 1898年アメリカ合衆国のフランク・P.ビールが子供向けにミシガン州アルビオンで考案し,1920年代初期にはニューヨークに紹介された。 1923年アメリカ・パドルテニス協会 (1926年に全米パドルテニス協会に改称) が設立。 1979年日本パドルテニス協会設立。当初はしゃもじ状の板やカヌーの櫂 (パドル) をラケット代わりに用いていたが,その後卓球のラケットを大きくしたような木合板やグラファイト製のものに変わった。 1959年全米パドルテニス協会は,コートの大きさを 6.1m× 15.2mと規定し,試合のスピードアップをはかるためルール等を改正した。ルールはテニスとほとんど同じだが,アンダーハンドサーブが1回のみという点が異なる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android