パラデイグマ(その他表記)paradeigma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パラデイグマ」の意味・わかりやすい解説

パラデイグマ
paradeigma

ギリシア語で「典型」「範型」の意。特にプラトンの『ティマイオス』 (宇宙創造論) における説明原理としてのイデア性格を示す主要概念。宇宙創造者たるデミウルゴスは永遠不変の真実在たるイデアを範型にこの世界をつくったとされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android