ヒドロアトロパ酸(読み)ヒドロアトロパサン

化学辞典 第2版 「ヒドロアトロパ酸」の解説

ヒドロアトロパ酸
ヒドロアトロパサン
hydroatropic acid

2-phenylpropionic acid.C9H10O2(150.18).2-メチルフェニル酢酸ともいう.(±)-ヒドロアトロパ酸アトロパ酸ナトリウムアマルガムで還元すると得られる.液体.沸点264~265 ℃,160 ℃(3.3 kPa).水に難溶.水蒸気蒸留できる.光学活性な(+)-ヒドロアトロパ酸は沸点152 ℃(2.1 kPa).+9.14°.[CAS 492-37-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android