フアネス(読み)ふぁねす

現代外国人名録2016 「フアネス」の解説

フアネス
Juanes

職業・肩書
ギタリスト,シンガー・ソングライター

国籍
コロンビア

生年月日
1972年8月9日

出生地
メデジン

本名
バスケス,フアン・エステバン・アリスティサバル〈Vasquez,Juan Esteban Aristizabal〉

グループ名
旧グループ名=エキモシス〈Ekhimosis〉

受賞
ラテングラミー賞(5部門)〔2002年〕

経歴
6人きょうだいの末っ子で、7歳から父と兄にギターを習い、コロンビアの伝統音楽などを吸収。1987年15歳でメタルバンド・Ekhimosisを結成して音楽活動を始め、11年間で5枚のアルバムを発表後、バンドは解散。名プロデューサーのグスターボ・サンタオラヤに見出され、’99年米国ロサンゼルスに活動の拠点を移し、2000年アルバム「Fijate Bien」でソロデビュー。南米の伝統音楽とロックを融合させた楽曲と、骨太なスペイン語の歌唱で注目される。2002年セカンドアルバム「Un Dia Normal」を発表、リリースから2年の間ビルボードのラテンチャート入りを果たし、92週間トップ10入りの新記録を樹立、ラテン・グラミー賞で最優秀アルバム賞など5部門を獲得。ラテンポップ界最大のスターとなる。2004年シングル「La Camisa Negra」がドイツイタリアなどヨーロッパ諸国で大ヒット。同年サードアルバム「愛と情熱の絆」を発表、欧州で一大ブームを巻き起こし、2006年日本デビューを果たす。“フアネス”は本名フアン・エステバン・アリスティサバル・バスケスを縮めたニックネーム

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフアネスの言及

【卵】より

…この卵は後に巨蛇に抱かれ,そこから秩序宇宙(コスモス)が孵化したという。またギリシアのオルフェウス教による神話は,上天の神アイテルAithērがクロノスないしカオスと交わって巨大な銀色の卵をつくり,そこから最初の両性具有神プロトゴノスPrōtogonos(〈最初に生まれた者〉)あるいはファネスPhanēs(〈光明〉)が生まれたと説く。さらにエジプト神話では,ナイル川のガチョウが産んだ黄金の卵から太陽神ラーが誕生し,創造神クヌムKhnumも口から卵を吐きだしこれを言語の源としたと語られている。…

※「フアネス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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