フィガリア(英語表記)Phigalia(Phigaleia)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィガリア」の意味・わかりやすい解説

フィガリア
Phigalia(Phigaleia)

アルカディア南西部のネダ河畔の古代ギリシアの都市。現メッセネの北西 40kmに位置する。前 659年にスパルタに征服されたが,のち解放された。 1765年約 6.5km離れたバッサエで壮大なアポロ神殿の廃虚が発見された。旅行家パウサニアスはそれをテゲアのアルテミス神殿に次ぐペロポネソスで最もすばらしい神殿と呼んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android