フェリカトフォラ閃石(読み)フェリカトフォラせんせき

最新 地学事典 「フェリカトフォラ閃石」の解説

フェリカトフォラせんせき
フェリカトフォラ閃石

ferri-katophorite

ナトリウム-カルシウム角閃石の一種。Na(NaCa)(Mg4Fe3+)(Si7Al)O22OH2(端成分の式) 単斜晶系,空間群C2/m,格子定数a0.9875nm, b1.8010, c0.5309, β104.39°,単位格子中2分子含む。黒色柱状。比重3.211。2012年の角閃石命名規約によりNa(NaCa)(Mg4Al)(Si7Al)O22(OH)2組成の角閃石に名称katophorite(カトフォラ閃石)が与えられ,カトフォラ閃石のCサイトのAlをFe3+で置き換えたものがferri-katophorite(フェリカトフォラ閃石)。1997年に定義された“苦土カトフォラ閃石”は新定義のカトフォラ閃石もしくはフェリカトフォラ閃石に相当。結晶学的データはロシアのコラ半島産カーボナタイト中のものから報告された(D.Yu.Pushcharovskii et al., 2003)。名称はFe3+が卓越するカトフォラ閃石の意。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 坂野 加藤

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む