へたばり付(読み)へたばりつく

精選版 日本国語大辞典 「へたばり付」の意味・読み・例文・類語

へたばり‐つ・く【へたばり付】

〘自カ四〙
① ぴったりくっついて離れないでいる。
※浄瑠璃・近頃河原達引(おしゅん伝兵衛)(1785)中「門の戸をあきやんなや、ヲヲのみこんでゐる、ここにはおれがへたばり付てゐる」
② ついて離れようとしないでいる。しがみつく。
国語のため(1895)〈上田万年〉国語研究に就て「彼等が猶其金科玉条とたのむ標準語にへたばりつきて、これを此同胞にも教へるつもりであったといふならば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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