ヘルベチアナップ

最新 地学事典 「ヘルベチアナップ」の解説

ヘルベチアナップ

Helvetic nappes

スイスのHelvetia帯を特徴づけるナップ群で,標準地のスイス西部では,下位からモルクル,ディアブルレ,ウィルトホルンの三者,中央部でアクセンナップ,東部ではベルカノナップ(Verrucano-N.),センチスナップ(Säntis-N.)がこれに属する。ヘルベチアデッケとも。ベルナーオーバーラントからその北斜面にかけ,アール地塊を覆って北に倒れた横臥背斜群をなす。構成岩の主体は浅海陸棚相,石灰質岩の多い中生界で,優地向斜相のPennine帯のものと対照的な層相の劣地向斜相を示す。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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