世界の観光地名がわかる事典 「ペーチのモスク」の解説 ペーチのモスク【ペーチのモスク】 ハンガリー南東部の都市ペーチにある教会。ハンガリー南部のブダペスト南南西160km、古都ペーチに位置し、町の中心部のセーチェニイ広場のそばに建つ、イスラム様式の巨大な建物である。丸いドームでかつては「ガージカシムバシャモスク」と呼ばれ、壁画とフレスコ画が印象的といわれる。現在は教会となっていて、この教会内ではオルガンが最も新しい。ペーチは紀元前2世紀にローマ帝国によって拓かれ、16世紀以後オスマントルコ支配となったため、アラブの雰囲気を色濃く残す町である。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報