化学辞典 第2版 の解説
ホスホリボシルピロリン酸
ホスホリボシルピロリンサン
phosphoribosyl pyrophosphate
5-phospho-D-ribosyl 1-diphosphate.C5H13O14P3(390.07).ヌクレオチド生合成の前駆体.ペントースリン酸サイクルの中間体であるリボース5-リン酸の1位ヒドロキシ基を,ATPとリボースリン酸ピロホスホキナーゼとによりピロリン酸化して生合成される.ピロリンサン基を脱離基とするN-グリコシド化により,ヌクレオチドの生合成がはじまる.[CAS 7540-64-9]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報