世界大百科事典(旧版)内のボデゴンの言及
【サンチェス・コタン】より
…トレドで絵画修業を行ったのち,1603年カルトゥジア会に入会,12年からグラナダの修道院で数多くの宗教画や修道士の奇跡を描いた。同時に,台所の野菜などを主題とした〈ボデゴンbodegon(静物画)〉によって,スペイン独特の,宗教画的とさえいえる厳しさをもった静物画の始祖となり,スルバランをはじめとする17世紀バロックの画家たちに多大な影響を与えた。【神吉 敬三】。…
※「ボデゴン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」