出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…当初コッホが期待したように結核治療薬としては普及しなかったが,ピルケーClemens F.von Pirquet(1874‐1929),マントゥーCharles Mantoux(1877‐1947)らにより,ツベルクリン反応は結核感染の診断法として確立され,広く用いられるようになった。このため,ツベルクリン皮内反応はマントゥー反応とも呼ばれる。結核初感染後2~10週で陽性になるとされているが,結核予防ワクチンのBCG接種によっても陽性となる(陽転)。…
※「マントゥー反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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