ヤンバルホオヒゲコウモリ(読み)やんばるほおひげこうもり

知恵蔵mini の解説

ヤンバルホオヒゲコウモリ

体長16センチメートル前後、体重5グラム前後の小型のコウモリで、日本の固有種。1996年に沖縄本島で初めて見つかったあと、鹿児島県の奄美大島でも見つかっているが、これまで確認されたのはわずかな数で、その生態はほとんど知られていなかった。2018年4月、京都大学の研究チームが、沖縄本島北部・国頭村の旧米軍訓練場であった森林でオス3匹を捕獲したと発表。追跡調査の結果や録音した鳴き声などをもとに生態の把握を進める。環境省のレッドリストには絶滅危惧IA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)に指定されている。

(2018-4-26)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

小学館の図鑑NEO[新版]動物 の解説

ヤンバルホオヒゲコウモリ
学名:Myotis yanbarensis

種名 / ヤンバルホオヒゲコウモリ
科名 / ヒナコウモリ科
分布 / 南西諸島
日本固有種 / □
解説 / リュウキュウテングコウモリと同時に新種として発表されました。生態などくわしいことはわかっていません。
絶滅危惧種 / ☆

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