ユルク・イェーナッチュ(その他表記)Jürg Jenatsch

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユルク・イェーナッチュ」の意味・わかりやすい解説

ユルク・イェーナッチュ
Jürg Jenatsch

スイス作家 C.F.マイアー歴史小説。 1876年刊。三十年戦争時代のスイス,グラウビュンデン州独立史に取材したもので,主人公イェーナッチュは,祖国独立のためにフランスオーストリア,スペイン諸国に対し英雄的に戦うが,宗教的背反まで犯す行為のために,恋人の手で悲劇的な最期をとげる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む