ユーラカン

百科事典マイペディア 「ユーラカン」の意味・わかりやすい解説

ユーラカン

キュウリウオ科の魚。北太平洋一帯に分布アラスカなどでは,食用にしたり,乾燥させたものをろうそくの代りに燃やしたりする。このため英名をcandle fishといい,日本でもロウソクウオと呼ぶことがある。

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世界大百科事典(旧版)内のユーラカンの言及

【キュウリウオ(胡瓜魚)】より

…塩焼きにして食べるがあまり美味でなく,漁獲量も多くない。近似種にユーラカンThaleichthys pacificus(英名eulachon)があり,サケ,アザラシなどに捕食され北太平洋一帯の食物連鎖の中で重要な位置を占めている。原地では食用にしたり,また別名candle fishの名のように,乾燥させたものをろうそくの代りに燃やしたりする。…

※「ユーラカン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」