ユーレカ計画(読み)ユーレカケイカク(その他表記)European Research Coodination Action; EUREKA

関連語 EUREKA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユーレカ計画」の意味・わかりやすい解説

ユーレカ計画
ユーレカけいかく
European Research Coodination Action; EUREKA

欧州先端技術共同体構想 European Research Coordination Action。 1985年4月にフランスのミッテラン大統領が提唱した先端技術の共同研究・開発計画で,アメリカが提唱した戦略防衛機構SDIに対置し,ヨーロッパ諸国による独自の技術開発をねらったもの。参加国はヨーロッパ連合 EU12ヵ国とスイスオーストリアノルウェースウェーデンフィンランドトルコアイスランドの 19ヵ国。 86年ブリュッセルにユーレカ事務局,欧州研究調整機構 European Research Coodination Agencyが設置された。具体的な研究分野は,第5世代コンピュータ,マイクロ・エレクトロニクス人工頭脳,新素材,光技術,高エネルギーとレーザーの6分野で,エイズの診断システムの開発や査察衛星システムの開発など民需軍事にまたがる研究テーマを掲げている。 600以上の企業・研究機関が参加し,200以上のプロジェクトが推進されている。ユーレカはギリシア語で「我発見せり」の意味。アルキメデスが金の純度の測定法を発見したときの言葉とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む