リヒター・ハーザー
りひたーはーざー
Hans Richter-Haaser
(1912―1980)
ドイツのピアノ奏者。生地ドレスデンの音楽院で学び、1928年からピアノ奏者ならびに指揮者として活動、45~47年デットモルト市立交響楽団常任指揮者、55年から同地にある北西ドイツ音楽アカデミー学長。63年(昭和38)初来日。華美に流れず、いかにもドイツの音楽家らしい重厚な音楽づくりに徹し、とくにベートーベン、ブラームスを得意とした。
[岩井宏之]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 