アイスランド岩(読み)アイスランドがん(その他表記)icelandite

岩石学辞典 「アイスランド岩」の解説

アイスランド岩

大陸縁や島弧ではなく,非造山性で海洋に産するソレアイト質安山岩[Carmichael : 1964].Feに富みAl2O3に乏しく,一般に安山岩ではAl2O3/(Fe2O3+FeO)の値は2.0よりも大きいが,アイスランダイトでは2.0以下である[Bowes : 1989, Middlemost : 1985].アイスランド(Iceland)島に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアイスランド岩の言及

【安山岩】より

…よりケイ酸成分に富むデイサイトとの間も連続的である。安山岩は狭義には,カルクアルカリ系列中間組成の火山岩をさすが,広義には,ソレイアイト系列のアイスランド岩,アルカリ系列の粗面安山岩を含めることもある。従来,安山岩はケイ酸成分にとぼしい玄武岩質本源マグマが,地表にむかって上昇する途中で分化してできると考えられていたが,高温高圧実験によって,上部マントル物質に水が含まれるときは,直接安山岩質マグマができることがわかった。…

※「アイスランド岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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