…広大なモンゴル帝国の版図を結びつけた駅伝制(ジャムチ)も,彼らの豊富な馬によって維持されえたのである。雌馬の乳からつくられる馬乳酒(クミズ,アイラグ)は,夏秋の重要にしてこの上なく好まれる食物であった。そしてモンゴルでは毎年初めて馬乳をしぼり馬乳酒をつくるとき,各地で人々が集まってそれを天地に散布し,馬群の繁栄を願う儀礼と宴が催された。…
…クミス,馬乳酒ともいう。モンゴル人はアイラグairag,ツェゲーtsegeeという。夏秋に馬乳を日に数回しぼり,革袋または木桶に入れ,既製の少量のクミズやヨーグルトを種とし,スキーのストック状の棒で,発酵するまでかくはんしてつくる。…
※「アイラグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...