アドレナリン作動性神経

栄養・生化学辞典 「アドレナリン作動性神経」の解説

アドレナリン作動性神経

 終末からエピネフリンアドレナリン)を放出する神経線(繊)維の総称

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアドレナリン作動性神経の言及

【アドレナリン】より

… アドレナリンは血液脳関門を通過しない。また,アドレナリンの作用は交感神経が興奮したときの効果ときわめてよく似ているところから,かつては交感神経の興奮に際して神経終末からアドレナリンが遊離されるものと考えられたことがあり,アドレナリン作動性神経adrenergic neuronという語が生まれた。その後,交感神経終末から興奮を伝達する物質として遊離されるのはノルアドレナリンであることが明らかとなったが,アドレナリン作動性という言葉は現在も広く使われており,伝達物質としてノルアドレナリンないしアドレナリンを放出する神経をアドレナリン作動性神経と呼ぶ。…

※「アドレナリン作動性神経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android