アベスター語(読み)アベスターご

百科事典マイペディア 「アベスター語」の意味・わかりやすい解説

アベスター語【アベスターご】

古代ペルシア語とともに,イラン語派最古文献アベスター》を表記した言語インド・ヨーロッパ語族に属する。最古層は前600年以前に属し,インドのベーダ語と著しい一致を示す。
→関連項目インド・イラン語派サンスクリット

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のアベスター語の言及

【イラン語派】より

…(1)古代イラン語として知られているのは,ゾロアスター教の聖典アベスターの言語,およびアケメネス朝ペルシアの楔形文字碑文を記した古代ペルシア語である。アベスター語Avestanは,古代インドのベーダ語と同様,動詞,名詞の活用に古形をよく保っている。方言的には東部の特徴を示すが,特定の地方をその故郷と断定することはできない。…

※「アベスター語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む