イオニア方言(読み)イオニアほうげん(その他表記)Ionic dialects

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イオニア方言」の意味・わかりやすい解説

イオニア方言
イオニアほうげん
Ionic dialects

古代ギリシア語の一方言。小アジアイオニアや,エウボイア島キュクラデス諸島などで話されていた。ホメロスの詩はアイオリス方言要素を含んだイオニア方言で書かれている。

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世界大百科事典(旧版)内のイオニア方言の言及

【コイネー】より

…古代ギリシアでは前5世紀にアテナイが政治・文化の中心になるとともに,その言語であるアッティカ方言Atticが,他の方言を抑えてギリシア語を代表する位置を占めるにいたった。そしてこれにイオニア方言Ionicを加え,アッティカに固有の形を除いて,一つの共通語が形成された。これがマケドニアのアレクサンドロス大王の遠征によって広くヘレニズム世界に拡大し,ローマ帝国の崩壊に至る長い間,東地中海の標準語として用いられた。…

※「イオニア方言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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