オストロミール福音書(読み)オストロミールふくいんしょ

精選版 日本国語大辞典 「オストロミール福音書」の意味・読み・例文・類語

オストロミールふくいんしょ【オストロミール福音書】

  1. ( [ロシア語] Ostromlovo Evangjelije ) ロシア最古の写本。一〇五六~五七年に、司祭グリゴーリが領主オストロミールのために筆写したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のオストロミール福音書の言及

【ロシア文学】より


[17世紀までの文学]
 聖書を中心とする翻訳活動に影響されて,11世紀からオリジナルなロシア文学の作品が現れるようになる。文献として現存する最古の翻訳作品は《オストロミール福音書》(1056‐57)である。11世紀中ごろから17世紀末までの約650年間は慣例として〈古代ロシア文学〉と名づけられている。…

※「オストロミール福音書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む