カンパニア(英語表記)Campania

デジタル大辞泉の解説

カンパニア(Campania)

イタリアの南部にある州。ティレニア海に面し、かつてはナポリ王国の中心地域だった。アベッリーノ県・カゼルタ県・サレルノ県・ナポリ県・ベネベント県がある。州都はナポリ

カンパニア(〈ロシア〉kampaniya)

政治的な目的で組織された大衆行動。大衆闘争カンパ。「一大カンパニア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

カンパニア【kampaniya】

政治的な闘争ないし活動。特に、大衆に訴えてある目的を達成しようとする運動。
カンパに同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カンパニア
かんぱにあ
Campania

イタリア南部の州。面積1万3595平方キロメートル、人口565万2492(2001国勢調査速報値)。ナポリ、サレルノ、カゼルタ、アベッリーノ、ベネベントの五つの県からなり、州都はナポリ。人口密度は同国第1位(1平方キロメートル当り415人)。アペニン山脈のティレニア海側斜面に位置し、面積の約85%は丘陵地と山地で占められる。ティレニア海には、ガエタ、ナポリ、サレルノ、ポリカストロという四つの湾がある。なかでもナポリ湾周辺には、カプリ島、イスキア島、ベスビオとカンピ・フレグレイの両火山地帯、ポンペイの遺跡、ソレントなどの景勝地があるほか、ポッツォーリからナポリを経てカステッラマーレ・ディ・スタビアに至る地帯はイタリア有数の臨海工業地帯となっており、製鉄、化学、機械、食品などの工業が展開している。またガリニャーノ川、ボルトゥルノ川、セーレ川沿いの海岸平野は豊かな農業地帯を形成し、とりわけ野菜、果実の栽培が盛んである。[堺 憲一]

歴史

紀元前8世紀ギリシア人による海岸部での植民活動が始まり、前6世紀にはカプアが建設された。のちにこの地方の人々の総称となる「カンパニ」は、もとはこの「カプアの住民」を意味したといわれる。前4世紀ローマに併合。12~19世紀において、ノルマン、ホーエンシュタウフェン家、アンジュー家、スペインのアラゴン家、ブルボン家の支配を経たのち、1861年に新生イタリア王国に統一された。[堺 憲一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

バンクシー

英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。世界各地の街に現れて建物の壁などに社会風刺的なグラフィティアートを描くなど、ゲリラ的なアート活動を行っている。2005年に自身の作品を世界各国の有名美術館に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android