コンテンポラリーダンス(その他表記)contemporary dance

デジタル大辞泉 「コンテンポラリーダンス」の意味・読み・例文・類語

コンテンポラリー‐ダンス(contemporary dance)

現代舞踊広義にはモダンダンス以降の創作舞踊をいい、狭義には1960年頃から広がりをみせた前衛的・実験的な舞踊を指す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「コンテンポラリーダンス」の解説

コンテンポラリー・ダンス

1980年代から広く使われるようになった語。字義的には現代の舞踊すべてを指すが、一般には、バレエフラメンコジャズダンスといった既成ジャンルに属さないものを指す。そこにはモダン・ダンス、バレエ、舞踏など、様々なジャンルの影響が入り交じっている。モダン・ダンスとの境界線は明確ではないが、日本では、モダン・ダンスを中心とする現代舞踊協会に所属しないアーティストたちのダンスをコンテンポラリー・ダンスと呼ぶことが多い。日本のコンテンポラリー・ダンスを代表するのは、KARASを率いる勅使川原三郎、「輝く未来」を率いる伊藤キム、H・アール・カオスを率いる大島早紀子など。

(鈴木晶 舞踊評論家 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android