セゲスタ(その他表記)Segesta; Egesta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セゲスタ」の意味・わかりやすい解説

セゲスタ
Segesta; Egesta

セジェスタとも呼ばれる。ギリシア名エゲスタ。シチリア島北西部のエリミ人古代都市。現カラタフィミ近郊。前5世紀にはギリシア化した。伝統的にセリヌスと対立し,アテネ,カルタゴと同盟し,前 409年カルタゴの支配に入る。第1次ポエニ戦争後ローマに服属したが,奴隷反乱 (前 103~100) で衰退に向い,1世紀に滅亡

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のセゲスタの言及

【カステランマレ・デル・ゴルフォ】より

…人口1万3348(1981)。古くはギリシア植民都市セゲスタSegestaの港であった。繊維,魚の加工業がおもな産業。…

※「セゲスタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む