トリヨードサイロニン(読み)とりよーどさいろにん

家庭医学館 「トリヨードサイロニン」の解説

とりよーどさいろにん【トリヨードサイロニン】

 甲状腺(こうじょうせん)ホルモンの1つ。
 甲状腺で合成されるものには、サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)があります(表「おもなホルモンとはたらき(1)」表「おもなホルモンとはたらき(2)」)。

出典 小学館家庭医学館について 情報

世界大百科事典(旧版)内のトリヨードサイロニンの言及

【甲状腺】より

…濾胞から分泌される甲状腺ホルモンにはチロキシンthyroxine(サイロキシンともいう。T4と略記)とトリヨードチロニンtriiodothyronine(トリヨードサイロニンともいう。T3と略記)があるが,いずれもチログロブリンの分子中のチロシンにヨウ素(ヨード)が結合してできる。…

※「トリヨードサイロニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android