フィルン線(読み)フィルンせん(その他表記)firn line

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィルン線」の意味・わかりやすい解説

フィルン線
フィルンせん
firn line

氷河上で集積区と消耗区を分ける線。換言すれば,氷の年間収支が0である点を連ねた線。日射や卓越風向に対する斜面方向付近地形などによってその高さが支配される。

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世界大百科事典(旧版)内のフィルン線の言及

【雪線】より

…このように積雪の下限を連ねる線を雪線とよぶこともある。とくに,夏の終りに積雪の下限すなわち氷(氷河氷)と雪(フィルン)との境が最も高くなったとき,これを年的雪線annual snowlineまたはフィルン線firn line(limit)という。均衡線は氷河の質量収支(涵養と消耗のバランス)を計算しないと決定できないが,年的雪線は肉眼で識別できるので,均衡線の近似する位置を求めるために用いられることが多い。…

※「フィルン線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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