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ペナイン[山脈] Pennines

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世界大百科事典 第2版の解説

ペナイン[山脈]【Pennines】

イギリス,イングランド北部を南北に走る脊梁山脈で北海側とアイリッシュ海側の分水界をなす。地名はケルト語のpen(〈高い〉の意)に由来すると考えられる。スコットランドとの境界に近いタイン川低地からミッドランズ北部のピーク・ディストリクトまで全長約220kmにおよび,高度300~500mの丘陵性山地である。地質は古生代石炭紀の石灰岩,ケイ質砂岩,石炭層などからなり,ヘルシニア造山運動の結果,背斜構造をなしている。

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世界大百科事典内のペナイン[山脈]の言及

【イギリス】より

…荒涼たる不毛地(ムーアランド)が広く分布し,イングランドとの境界地帯を形成す。(4)北イングランド高地 脊梁をなすペナイン山脈を中心とする地域で,地層は下部から石灰岩,ケイ質砂岩,石炭層の順に重なり,褶曲を受けて背斜構造をなす。全体が波浪状高原で,山麓には多くの炭田が立地する。…

【イングランド】より

…こうした地質構造を反映して,イングランドの地形はティーズ川とエクス川を結ぶ線を境に北西側の高地と南東側の低地に区分される。もっとも,高地とはいえ,イングランドの最高峰はレーク・ディストリクト(湖水地方)のカンブリア山脈にあるスコーフェル山Scafell Pike(978m)であり,ヘルシニア山系に属するペナイン山脈や南西イングランド高地も波浪状高原となっている。一方,低地にもドーバーの白亜崖で有名なノース・ダウンズ丘陵をはじめ,ソールズベリー,チルターン,コツウォルド,ヨークシャーの各丘陵が扇形に広がり,それらの間に粘土層の河谷が介在してケスタ地形を呈している。…

※「ペナイン[山脈]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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