動植物名よみかた辞典 普及版 「奴大角豆」の解説
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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…ササゲには多くの品種がある。またヤッコササゲV.u.ssp.cylindrica (L.) Van Eseltine(=V.catjang (Burm.f.) Walp)やジュウロクササゲV.u.var.sesquipedalis (L.) Verde(=V.sesquipedalis (L.) Fruw.)などの品種群も分化しているが,それらもまとめてササゲとして扱われる。葉は3枚の小葉からなる複葉で,柄は長く,茎に互生する。…
…南アメリカ原産のインゲンマメはアフリカやインドでも主食的に利用される重要な豆類であるし,ボリビア原産のラッカセイは,その高い脂肪含有量のため広く食用にされ,どちらも世界の各地で栽培されている。その他にも〈もやし〉に多用されるインド原産のリョクトウ,若い豆果が野菜とされるアフリカ原産のササゲ類(ササゲ,ヤッコササゲ,ジュウロクササゲなど)や,熱帯アジア原産のナタマメやシカクマメPsophocarpus tetragonolobus(英名fourangled bean),それに加えて中央アメリカや南アメリカ原産のライマメPhaseolus lunatus(英名lima bean),ベニバナインゲン,インド原産のヒヨコマメやフジマメ,アフリカ原産のキマメなど,多数の種が栽植され,利用されている。これら熱帯系の豆類のうちのいくつかは,温帯圏での夏作作物となっており,日本でも栽培されている。…
※「奴大角豆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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