ラミナリビオース

化学辞典 第2版 「ラミナリビオース」の解説

ラミナリビオース
ラミナリビオース
laminaribiose

3-O-β-D-glucopyranosyl-D-glucose.C12H22O11(342.30).2分子のD-グルコースが(β1→3)結合した還元性の二糖.マツの葉,ソテツCycas revolute種子に存在する.ブクリョウPoria cocosの構成多糖であるパキマン,コンブ中の構成多糖であるリケナンラミナラン,酵母グルカンなどの部分加水分解によって得られる.α-アノマーは融点205 ℃.+25→+18°(水).β-アノマーは融点188~192 ℃.+7→+21°(水).[CAS 34980-39-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android