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三支作法 さんしさほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三支作法
さんしさほう

仏教論理学の大成者ディグナーガ以後に用いられた,インドの新しい論理学の論式をいう。すなわち論の命題である,宗を形成する理由である因,宗を助ける比喩 (ひゆ) である喩の三支からつくられる論式のこと。

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世界大百科事典内の三支作法の言及

【三段論法】より

…ただ,実際には,これを略して,主張,理由,実例の三つだけを用いることが多い。これにたいし,ディグナーガ(陳那,6世紀)以降の仏教論理学は,前三文ないし後三文のみで十分であるとし,〈三支作法〉(ないし,主張・結論を除いた〈二支作法〉)を主張した。いわゆる〈三段論法〉とたしかに外見上は似ているが,西洋論理学が概念の外延間の関係に主眼をおくのにたいし,インドの論理学は,基体(例えば山)と属性(火,煙)との関係に着目して分析を行う点に大きな違いがあると言える。…

※「三支作法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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