三蔵子村(読み)さんぞうごむら

日本歴史地名大系 「三蔵子村」の解説

三蔵子村
さんぞうごむら

[現在地名]豊川市三蔵子町

樽井たるい村の南西にある。「豊川村誌」所引の「続柳陰」に「コレ三尊郷ナリ。往昔行基菩薩ノ御作三尊ノ霊仏アリシ故ノ名ナリト見ユ」とあるが、古くは「三尊郷」とも書いていた。慶長一一年(一六〇六)新城藩水野分長領、正保二年(一六四五)幕府領、慶安元年(一六四八)新城藩の交代寄合菅沼定実の知行所になってからは変わらなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android