三軍も帥を奪うべきなり、匹夫も志を奪うべからざるなり（読み）さんぐんもすいをうばうべきなりひっぷもこころざしをうばうべからざるなり

精選版 日本国語大辞典

さんぐん【三軍】 も 帥(すい)を奪(うば)うべきなり、匹夫(ひっぷ)も志(こころざし)を奪(うば)うべからざるなり

(「論語‐子罕」の「子曰、三軍可_レ奪_レ帥也、匹夫不_レ可_レ奪_レ志也」から) 大軍に守られている大将を討つことはできるが、つまらない男でも、心がしっかりしていれば、その意志を変えさせることはできないの意。

出典　精選版 日本国語大辞典