上付(読み)あがりつく

精選版 日本国語大辞典 「上付」の意味・読み・例文・類語

あがり‐つ・く【上付】

〘他カ四〙 (「あがる」は「飲む」「食う」の尊敬語) 召し上がる習慣がつく。
浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)一「人の性によって乳の合はざることも有。あがり付迄いつ迄も御乳をかへて見んと存」

うわ‐づけ うは‥【上付】

〘名〙 箱などの上に付けた書きつけ。
※和泉式部続集(11C中)下「そひたるふみばこのうはづけの心もとなさに、端を開けて見るままに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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