上翳(読み)ウワヒ

デジタル大辞泉 「上翳」の意味・読み・例文・類語

うわ‐ひ〔うは‐〕【上×翳/外眼】

ひとみの上に曇りができて物が見えなくなる眼病。→底翳そこひ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上翳」の意味・読み・例文・類語

うわ‐ひうは‥【上翳・外障眼】

  1. 〘 名詞 〙 瞳の上に曇りができて物が見えない眼病。⇔底翳(そこひ)。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の上翳の言及

【底翳】より

…〈内障〉とも書く。眼内ないし視神経より中枢側の原因で視力障害(翳=くもり)を起こす状態をいい,角膜疾患の上翳(うわひ)に対応する。便利な言葉ではあるが外観では区別できない種々の病態を含み,診断ならびに病型分類の進歩した現在では医学的にあいまいな表現である。…

※「上翳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android