下三光村(読み)しもさんこうむら

日本歴史地名大系 「下三光村」の解説

下三光村
しもさんこうむら

[現在地名]新発田市下三光

上三光村の西、上楠川かみくすがわ村の北に位置する。当地一帯は佐々木加地氏の一族竹俣氏の本拠地で、字たてこしの館跡は、加地(竹俣)季綱が応永年間(一三九四―一四二八)に築いたという三光館跡と推定されている。近世ははじめ村上藩領で、正保国絵図に村名がみえ、高三二〇石余。延宝九年(一六八一)の御上使御役人様御順国改帳(文化七年写、新発田市史資料)によると早道場組で、田畑三八町五反余、高三九八石一合、免四ツ二分、家数二七、人数二四五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android