下水野村(読み)しもみずのむら

日本歴史地名大系 「下水野村」の解説

下水野村
しもみずのむら

[現在地名]瀬戸市本郷ほんごう町・内田うちだ町・十軒じつけん町・鹿乗かのり

中水野なかみずの村の西にある。ほとんど丘陵である。定光寺祠堂帳(定光寺蔵)によれば、「田壱段八百代 坪ハ下郷竹添下坪公役ハ本文書ニアリ 箴岳規禅師」(年未詳)、「六俵午歳ヨリ可引 水野下郷上戸助左衛門母春沢取次 昌庵妙桂禅尼」(天文一五年)、「壱段亥歳ヨリ新兵衛女 取次五葉坪本ハ下郷カイジヤウ垣 妙洞禅尼」(天文二〇年)などとあり、中世は水野下郷とみえ、竹添下坪・カイジヤウ垣などの小字があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android