下顎神経(読み)かがくしんけい(その他表記)mandibular nerve

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「下顎神経」の意味・わかりやすい解説

下顎神経
かがくしんけい
mandibular nerve

三叉神経の第3枝。感覚神経線維のほかに三叉神経の運動根から来る運動神経線維を含む混合性の神経。三叉神経節から出て蝶形骨卵円孔を通って側頭下窩に出,硬膜,咀しゃく筋,頬粘膜,耳介,外耳道などに枝を与えたのち,舌神経,下歯槽神経の2終枝に分れる。

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世界大百科事典(旧版)内の下顎神経の言及

【三叉神経】より

…橋に向かうほうの突起は全体として太い1本の神経幹にまとまっているが,末梢のほうへ向かう突起は,三叉神経節の近くでは,大きく3本の神経にまとまっている。すなわち,頭顔部の頭のほうや眼の周囲に向かう眼神経(三叉神経第1枝),上顎のあたりに向かう上顎神経(三叉神経第2枝),下顎部に向かう下顎神経(三叉神経第3枝)の3本であり,太い1本の神経幹が三叉神経節よりも末梢の部では3本に分かれてみえるところから〈三叉〉神経とよばれるわけである。もちろん,3本の主枝もそれぞれ多数の末梢枝が集まって形成されている。…

※「下顎神経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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