不仕合・不幸(読み)ふしあわせ

精選版 日本国語大辞典 「不仕合・不幸」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しあわせ ‥しあはせ【不仕合・不幸】

〘名〙 (形動)(古く「ぶしあわせ」とも。その場合には「無仕合」とも表記)
① しあわせでないこと。幸福でないこと。運の悪いこと。また、そのさま。不幸。不運。〔文明本節用集(室町中)〕
咄本・軽口露がはなし(1691)四「今年程無(ブ)仕合なる事はなし」
② しあわせの薄い生涯であること。薄命であること。またそのさま。〔小説精言(1743)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android