精選版 日本国語大辞典 「不遣の雨」の意味・読み・例文・類語
やらず【不遣】 の 雨(あめ)
- 帰ろうとする人を、まるでひきとめるかのように降ってくる雨。また、出かけようとする時、折わるく降ってくる雨。
- [初出の実例]「空留めの客にやらずの雨七日」(出典:俳諧・広原海(1703)一)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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