中中でもない(読み)ナカナカデモナイ

デジタル大辞泉 「中中でもない」の意味・読み・例文・類語

中中なかなかでもな・い

思いもよらない。とんでもない。
「―・い事を言ひをる」〈続狂言記桜争

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「中中でもない」の意味・読み・例文・類語

なかなか【中中】 でも ない

  1. 肯定できない。程度が予期をはるかに上まわり、意外なほどであることを表わす。とほうもない。思いもよらない。とんでもない。
    1. [初出の実例]「うたなどにも〈略〉花とはよまれませぬ、なかなかでもないことをいひをる」(出典:狂言記・桜諍(1700))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android