中原章貞(読み)なかはらののりさだ

朝日日本歴史人物事典 「中原章貞」の解説

中原章貞

生年生没年不詳
平安末期の 明法家。季盛の子。史料により,範貞,則定,則貞などとも記される。約30年明法博士の任にある。検非違使中世の中原流明法家の祖。明経博士外記となった中原章貞は別人。<参考文献>布施弥平治『明法道研究

(上杉和彦)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中原章貞」の解説

中原章貞 なかはらの-のりさだ

?-? 平安時代後期の官吏
明法(みょうぼう)博士として約30年つとめた。中原流明法家の祖。検非違使(けびいし)。名は範貞,則定,則貞ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android