中曽根康弘氏の訪中

共同通信ニュース用語解説 「中曽根康弘氏の訪中」の解説

中曽根康弘氏の訪中

中曽根康弘氏は1982年からの首相在任中、84年3月と86年11月に中国を訪問。それぞれ胡耀邦こ・ようほう共産党総書記、趙紫陽ちょう・しよう首相、最高実力者の/トウ/小平とう・しょうへい氏と会談した。最初の訪中では朝鮮半島情勢の緊張緩和合意。85年夏の靖国神社公式参拝後となった2度目の訪中では、中国側が86年夏の参拝を見送った中曽根氏の対応に理解を示し2国間関係の強化で一致した。首相就任前の80年の訪中時に、胡氏と知り合い、関係を築いたことが首脳外交に生かされたとされる。

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