中神路村(読み)なかかんじむら

日本歴史地名大系 「中神路村」の解説

中神路村
なかかんじむら

[現在地名]大和町神路かんじ

口神路くちかんじ村の北東、神路川中流の狭い河岸段丘にある。慶長郷帳では「かんじ村」の内。正保郷帳では田方七九石余・畑方七一石余。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)によれば家数三〇、うち水呑一。安永二年(一七七三)の郡上領留記(大西文書)によれば橋三・井水八。小物成は大豆四俵・紙八束六帖など。宝暦七年の立者寝者人別帳(則次文書)によると、宝暦騒動における立百姓二八・立水呑一。明和七年(一七七〇)岩崎与兵衛から御蔵米一三俵を借用した(岩崎文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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