日本歴史地名大系 「郡上郡」の解説
郡上郡
ぐじようぐん
西部の白山山脈および飛騨境の山地を分水嶺として、郡の中央部を長良川が南流する。長良川水系流域が大半を占めるが、東部は木曾川水系に属し、北西部は
〔原始〕
大和町
〔古代〕
「文徳実録」斉衡二年(八五五)閏四月一九日条に「分美濃国多藝武義両郡、為多藝・石津・武義・群上凡四郡」とあり、このとき群上(郡上)郡が成立している。古くは「ぐんじょう」とよばれたと思われる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報