中間笠(読み)ちゅうげんがさ

精選版 日本国語大辞典 「中間笠」の意味・読み・例文・類語

ちゅうげん‐がさ【中間笠】

  1. 〘 名詞 〙 中間などのかぶる笠。形は小さく、直径一尺(約三〇センチメートル)ほどで、淡竹(はちく)の皮で作ったもの。
    1. [初出の実例]「中間笠(チウゲンガサ)をかむり駈けて出て来り」(出典:歌舞伎・心謎解色糸(1810)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android