二無し(読み)ニナシ

デジタル大辞泉 「二無し」の意味・読み・例文・類語

に‐な・し【二無し/似無し】

[形ク]比べるものがない。二つとない。この上もない。
「をとこ…いと―・き人を思ひかけたりけり」〈伊勢・九三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二無し」の意味・読み・例文・類語

に‐な・し【二無・似無】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 比べるものがない。ふたつとない。たぐいない。この上ない。
    1. [初出の実例]「昔、男、身はいやしくて、いとになき人を思ひかけたりけり」(出典:伊勢物語(10C前)九三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む